古い街並みが残る中崎町。細い路地に入ったところに、築110年の民家を改装した店舗が現れる。ゆったりとした時間が流れるイタリアンビストロは、オーナーの鳥越氏にとって2つめの店舗だ。路線の違う2つのお店を経営することで、よう […] ...
家業である家庭用ミシンの専門メーカー、株式会社アックスヤマザキに山﨑氏が入社したのは27歳の時だった。ある日、2代目社長である父に呼び出され、「実は会社がかなりピンチだ」と告げられた。それまで会社を継いでほしいと言われた […] ...
「事業に失敗したら家族みんなでホームレスになる覚悟を持ってくれ。守るべきは従業員であり、家業というものはそういうものだ」。父親からそう告げられたのは筏氏が8歳の時のこと。「筏家はリボン食品とともにある」ことを幼少期から刷 […] ...
以前は異なる業界で働いていた。所属した経営企画部の仕事がおもしろく、「この頃の経験が現在の経営観や仕事に対する姿勢につながっている」と清水氏は話す。転機は31歳の時。異動した部署の仕事はこまごまとした調整業務が多く、「仕 […] ...
小学4年生の時には「祖父から父が受け継いだ事業を私も継ぎたい」という自覚が芽生えていたという福原氏。「父が気さくで面白い人だったので一緒に仕事ができたら楽しいだろうなという思いもあった」という。幼い頃から自分の主張を通す […] ...
「『御社の強みは?』と聞かれて何も答えられないのが嫌でたまらなかった」。そう振り返るのは都インキ株式会社の原田氏。2003年に代表の座を引き継いだ後、営業先を回っていたときの苦い思い出だ。 「印刷用インクは毎年出荷量が減 […] ...
常磐精工株式会社は、店の前などに置かれるスタンド看板でトップクラスのシェアを持つメーカーだ。もともと金属の切削加工業として事業を始めたが仕事量が減ったため、2代目である喜井氏の父が「脱下請け」をめざし、見出したのが看板製 […] ...